JSA(Joint Skating Approach)

 

JSA(Joint Skating Approach)とは

JSAとは、協会会長の田口 幸三郎によって、関節面がまるで『アイススケートをするように軽やかに滑ること』をイメージしてつくられた造語です。
その目的は、『関節機能障害の改善・予防のために、関節運動学に基づき、関節運動を滑らかにし、さらに関節の構造全体を正常化することを目的とした手技療法』です。

JSAの特徴

“痛みの解決とつながる”

“関節包内”にアプローチする、JSA手技療法。

外から見える骨運動(関節包外運動)と、外からは見えない関節包内運動からなる関節の動き。そのうちの関節包内の動きが障害されると、関節痛が出現し、関節自体の動きも制限されてきます。JSA手技療法協会はこの関節包内へのアプローチに着目した協会です。その特徴は治療かつ検査であり、「診る」手技であること。包内運動を制限している因子を突き止めるために、関節包内と包外を共に診ていきます。関節運動を通して筋肉や筋膜、靭帯、皮膚、神経など包内運動に対して何が制限しているのか、原因を触知し治療します。症状は同じでも患者さまの状態は様々なので、日々手技は進化し、自由度は高くなります。操作としては関節面を軽く近づけた骨操作を特徴とし、関節軟骨の修復が見られる場合もあります。

POINT

  • 鑑別能力が高い(適応か否か、原因は何かなど)
  • 急性期症状にも対応できるケースが多い
  • 関節機能障害が原因であれば劇的な変化が起こる
  • 関節面を理解し操作ができればアプローチの自由度が高い

 

関節機能障害の痛みの原因と解決方法

痛みの原因を解明し、正しい治療を行います

関節が機能障害を来たすと、関節包・靭帯・筋肉等にスパズムが発生します。

それにより、ポリモーダル受容器が興奮し痛みを発し、さらに筋短縮や筋拘縮が発症します。その結果正常な関節の運動が妨げられ支障を来たしてくることが考えられます。
しかし、一般的には、痛みの原因は定かでは無く、痛みは関節の異常を知らせる生体への警告としてとらえています。
また、なぜ関節に機能障害が発生するのか、その分析も十分ではありません。

急に外力が加わった、また長期間関節が固定された等により発生する場合もありますが、大半は日常生活の中から発生し、その原因は特定できません。
したがって、原因を解明することより、どの関節から由来された症状かを診断し治療にあたることを優先していきます。

JSAの検査の中には、関節の遊びと構成運動をとらえるアプローチがあります。この検査により症状が改善されれば、その関節の機能障害によるものと診断でき、しかも治療がなされています。
いわゆる検査と治療がひとつのものとなっています。
これらをもとに、JSA手技療法は関節包内運動を改善し、生理的な関節運動を再生させていきます。肩こり・腰痛・関節痛といわれる慢性的な痛みも、ぎっくり腰・むちうち損傷・関節捻挫など急性的な痛みも、大半は瞬時に消失・減弱していきます。
これらの治療を継続的に受けられることで無理のない自然な姿を取り戻せていける事と確信しております。

なぜ痛みが消えるのか

痛みは関節の機能障害による警告であり、JSA手技療法により機能障害が改善されると消失し、正常な関節運動が出来てきます。おそらくスパズムが抑制され、ポリモーダル受容器の興奮が緩和されたものと考えられますが断定できません。
さらにJSAにおいては、関節面を近づけ関節周囲の緊張を緩和し、同時に関節面の潤滑機構を高め、関節の運動能力を向上させていきます。それによって、関節運動をより滑らかに軽くしていきます。