JSA手技療法協会とは

JSAとは、協会名誉会長の田口 幸三郎によって、関節面がまるで『アイススケートをするように軽やかに滑ること』をイメージしてつくられた造語です。
その目的は、『関節機能障害の改善・予防のために、関節運動学に基づき、関節運動を滑らかにし、さらに関節の構造全体を正常化することを目的とした手技療法』です。同分野のアプローチに取り組むAKA博田法もSJF法もリハビリ医療で常識的な学術となっています。もはや、手技療法を行う者にとっても必要不可欠なアプローチになっています。
しかし、その技術の習得は簡単ではなく、また学ぶ職種と機会が制限されています。各学派によって拙劣な学術の伝播を防止することとして当然の対策でありますが、広く一般化した現在、誤った学術も横行しています。こうした現状の中、ボディケア―に関わる人たち全てに門戸を広げ、正しい学術の継承の機会と場を設ける必要があります。
当協会においても、系統立てた教育機関の設立と、指導者の養成を行っています。粗雑、暴力的な技術を排除し、緻密細心な技術の習得を目指し、邁進しております。当協会はこうした活動をし続けることで、病める患者さんや運動機能の維持向上を求める人たちの要望に貢献し、合わせて会員の皆様の発展を願う次第でございます。

 

JSA手技療法協会名誉会長
田口 幸三郎

関節包内の動きのアプローチに取り組み、早30年余りが過ぎました。この間たくさんの治療家と研鑽し、それぞれが地域で活躍するようになりました。
この度、そうした仲間と共に協会を設立し、学術の向上と地域医療への充実と貢献のために組織活動することになりました。JSA手技療法協会は、手技療法を習得するだけではなく、広く人間について学び、患者と治療家が向かい合い、共に人間の活動を滑らかに軽くすることを理念においています。

創設して間もない協会ではありますが、たくさんの方々からご支援を賜り前進しております。これを機会により多くの会員を募り、JSA手技療法協会の発展を祈念する所存でございます。

(発足当時の会長挨拶より)

協会の概要

 

●目的
 進歩する手技療法を各種専門分野(あんま指圧マッサージ師・柔道整
復師・鍼灸師・整体師・セラピスト・トレーナー等)の枠に関わらず、
全体の技術及び社会的認知の向上のため、正しい情報提供や手技
療法に係る人材の育成と国民健康増進に寄与する。

●事業内容
・定期的な講習会の開催による人材の育成
・地域に根付いた普及啓発事業

●本部
 【JSA手技療法協会】
【所在】 〒601-8469 京都市南区唐橋平垣町68-6 洛陽健康倶楽部
【TEL】 075-671-5003

 

JSA手技療法協会 役員(2022年4月1日)

名誉会長:田口幸三郎
会長:中井尚
副会長:中神孝策 澤祐平
事務局長:中井尚
会計:山口惇
監事:海野千和
学術部長:鈴木正浩
顧問:山口力 (医療法人創彩会 せとぐち心療内科クリニック院長)